35歳独身引きこもりがち、でも昔は優等生が一番ヤバい。
また出ましたね。大阪女児誘拐・伊藤仁士容疑者
中学時代は成績優秀で模範生として表彰もされるほど…でもあだ名は「幽霊」
たかだか高校受験に失敗した位で…と思うのだけれど、生死を分ける一大事になってる御家庭があるのだろう。
そんなプレッシャーを掛けた末がこれである。
無口は人は、心ではおしゃべりである。
子育てしていると、自分の子供だけでなく他人様の子供を拝見する機会が多い。
色んな子がわが子と関わる訳だから、他人の子供だからって何の影響もない訳がないからである。
一風変わった子供がいたら、良く見て分析し、どう対応するか自問するものである。
時々無口な子供に出会う事があるが、じっくり話を聞いてやる。同じ話でも毎回使う言葉が違うのだから、その言葉の差異から気持ちの揺らぎをかぎ分ける努力をする。
そののち、無口だった子供がポツリポツリと言葉数を増やしていくだろう。貴方を「気持ちを聞いてくれる大人」と認めてくれたことになる。
心の内を吐き出させる事で、幾ばくかの糧になるのである。
一方、おしゃべりなわが子は玄関を開けた瞬間から今日有った事をマシンガントークしてくる。
そういう子には仕事中であろうが、料理中であろうが手を止め、とにかく聞いてやる。時折合いの手を打って。
ひとしきりしゃべると落ち着くらしく、すぐ宿題に取り掛かる。
子供の世界も苦労が絶えない。毒吐きの方法は子供によって千差万別なのだな。
自分で考えられる大人に。
東大に行って大人になって恥を晒す子供より、人の気持ちをくみ取れる・自分で人生を考えられる大人にする。
35歳が16歳とツルむことが変だと思わない思考能力は既に終わっていやしないか。
自分の人生を行き当たりばったりで生きるのは勝手だけど、若い、しかも子供を巻き込む大人は害悪に育てたと言いたくなる。
そうは言っても、悲しいかな、子育てが下手な親もいる。
佐藤仁士容疑者の親御様も表面的な優秀さだけを見て、安心しておられたのかもしれない。
世の中は純粋な若者を簡単に蝕む。危いのである。
今の時代、自分から人と関わっていくシステムにしていかないと、どんどん常識の劣化、感情の劣化に繋がっていく。
私も積極的に世間に関わるようにしている。自分を劣化させて子供に迷惑を掛けない為に。
まだまだ勉強が足りない。もっとやらねば。
被害者の女の子が無事でよかった。
もう言わせて貰う。同じ世代の子を持つ親として、この親御様も少し脇が甘いと言わざるを得ない。
社会はもう変わらない。SNSは生き続ける。
SNSの問題は多くの学校で保護者レベルで沢山話されている事だったのに、何をしておられるのだろうか。
親の勤勉が子供の危ない一歩手前を嗅ぎ分けるのだから、もう少し自分に厳しめになって欲しい。子供に対してではなく。
子供に勉強しろと言わないでいい。
大人がもっと勉強しなければならない時代が到来している。自分磨きしない人は搾取され朽ちて終わる。