人はどうして生きているのか自問しよう
もうすぐ60歳になる女性から「子供が欲しいから結婚した」という話を聞いた。
そう思ったのは36歳で2人目を生んだ時は40歳を越えていた。
人はもっと欲望にまっすぐに生きてイイのだと思う。
誰かを不幸にする要素が無かったら尚更だ。
何の為に生きているのか分からなくなって迷っている独身の何と多い事か。
最近の独身男女は自意識過剰だと感じる。
自分の未来についてはある程度の考えが及んでいるのだと思うが空回りどころか、的を得ずである。つまり木を見て森を見れていない。
はっきり申し上げて「その先には物質的な欲望で自分を満たしていくしか方法が無い稚拙な人生」が待ち受けているよ、とアドバイスしたい。
もっと言わせて貰うと、既に殆ど多くの方が結婚を経験し出産・育児を経験している。
飛び込んだ世界で多くの経験をしている。
その点を考慮しても、今の独身者は充分に稚拙だ、ということだ。
0を1にする人達が評価される時代になっている
起業したり特許を取ったり子供を作ったり、これら全て「0から1を作る作業」なのだけど、やっぱり世の中では勝ち組と評価されてる。
本人は好きでやったことなのに不本意ながら世の道理になっていて、結果的に苦労をしスキルを上げ、頑張ったよね、と相成る。
例えば子供3人を東大理Ⅲに入れる偉業を成し遂げた佐藤ママは本まで出して講演会に引っ張りだこだそうだ。
本人は子供の為にやったことだけなのにね。
気付いて欲しいのは、ここに「お金のため」「物質的な満足感を得るため」ではないって事で、圧倒的な利他精神が宿る。
東大に入れたって自慢したいだけでしょ?って帰来もあるかもしれない。
全然違うなぁ。分かっていない。
自慢したいだけなら子供達が佐藤ママに感謝したりしないのだ。
親に感謝出来るって事は利他精神で接してたって事だよね。子供は分かるのよ、そういう所。
アナタの親はどうだろうか。
その自分本位な考え方は親から譲り受けたものではないか。
自分本位で考えないで他人本位で考えてみよ。
私はこうだからこうしたい。
この年齢だからこうだと思う。
自分本位で生きている人が幸せでないって事にどうして気付かないのだろう。
アナタが他者の為に何が出来るのかを考えたら、巡り巡って全て上手くいくって事が分かっていない。
それこそ圧倒的に経験値が無いって事実の現れでもある。
他人の為に動く事で0が1になるマジックを教えて差し上げたいのだけれど、こればっかりは「ファーストペンギン」にならないと分からない。
だけどね、分からないまま死ぬのも人生なんだ。押し付けたって私が不幸だから。押し付けほど醜い所業は無い。
2人の女の子が座っていて、その前の席にカッターシャツの襟が凄く汚れていた男性が座っていた時の話。
Aちゃんは「きたなーい!クリーニングに出せばいいのにね。」と言った。
Bちゃんは「忙しいみたいね。私だったら洗ってあげるのに。」と言った。
どっちが幸せを掴むかはご想像通り。利他精神の宿る女の子はやっぱり幸福を掴んでるね。