親御様とお子様の距離に違和感を感じる
非婚化と高齢化の社会現象はとどまる事をしりません。
この2つの問題を同時に抱えている家族が増えているように感じています。
そして問題そのものも、例外なく似たような案件です。
・子離れ出来ていない。
・子の気持ちが分かっていない。
・現実が把握できていない。
早かれ遅かれ現実味を感じてくる事なのですが、逃げれば逃げるほど問題が大きくなっていくのを彼らは想像できません。
いづれ正面切って突破する時が来るでしょう。
ぶつかる障壁が大きれば大きいほど傷は深く大きいですが、それでも乗り越えていくんです。
子離れ出来ていない。
子供の事は分かっている、そういう親御様はホントに多い。
血は繋がっていても「所詮は他者」であるのです。
本当の気持ちは分かりません。
聞いていた職業と就いた仕事が違う場合もあります。
親御様は「分かっている」と言いますが、はっきり申し上げましょう「分かりません。」
そして、その「分かっている」がお子様を苦しめている原因でもあるという事をお伝えしておきます。
子供の気持ちが分かっていない。
人の気持ちなんて分かる訳がありません。
20年ほど一緒に住んだからって「気持ちが分かる」と言う方がおかしいのです。
既に貴方の子供は違う世界を知って楽しくなり、貴方を離れようとしているのに、「そんな訳がない。一心同体だ。」と言う。
親というストーカーに付きまとわれる子供の気持ちになってあげて欲しいです。
なんとも言いますが、子供の気持ちは絶対に分かっていませんからね。
現実が把握できていない。
親御様同様お子様にも言えることです。
世の中の流れや当人の周囲の状況など、全く把握できていない事が多いです。
寧ろ、周囲の他人の方がよくご存知ですよ。
親御様と離れて暮らしていらっしゃると、きっと自由で楽しいはずです。
親御様の現状を見ないで済むからですね。
ですが「親御様の孤独」というのは病を患わせます。
その現実からは逃げられませんので、早く手を打つべきです。
双方が幸せな結果になれるよう尽力いたします。