5080問題を考えてみた

福岡 YNG結婚相談所 室長です。

先日テレビを観ていて、久々に聞いた言葉に改めて考えなければならないと思い立ち、これから「こうなるんじゃないか。」という展望を仲人士の視点からお伝えしたいと思います。

5080問題」です。

50歳代の子供が80歳代の親の介護をするという間違った認識を持たれる事が多いワードです、正解なのは80歳代の親が50歳代の子供の世話をする、です。

ニートや非正規雇用者の生活の世話を親がするなんて、早くから家で出た私にとっては「どっちが甘えているのか分からないなぁ」という共依存な世界に見えます。

私の両親は、「子供は出ていくもの。嫁にいくもの。」と言っていたので、家を1人で出て自活する事は当然の成り行きでした。

生活は「苦しさ」そのものでした。

助けてくれた事はありません(アパートを借りる時の保証人にはなってくれましたけどね)

子育ての一環だったのでしょう。

 

子供の代わりに親同士がお見合いをする「代理婚活」が大盛況です。

ここにも5080問題がチラチラと目に付くのです。

企業も世の中の病をカモとして囲い込み儲けようと企んでいます。

おひとりで懸命に婚活されている人は、この「代理婚活」に気味悪さを持たれています。

いつまでも親に甘えいてる人をパートナーとして選ぶと思います?

お相手の後ろに常に見える「親御様のお顔」。見え隠れする位ならまだマシなのですが(;^_^A

俯瞰してお考え下さい。

百歩譲って代理婚活がうまくいったとしましょう。

大人になり切れていない者同士で、楽しいだけではない結婚生活をうまく乗りこなせますか?

 

婚活中の方にもこの5080問題を考えて欲しい。

親になりきれない、大人になりきれない子を抱える問題。そういう事なんだと思います。

これからもっと増えます。格差が出きます。隣の芝生ドコロではなくなるでしょう。

階下の芝生になるのかも。

 

辛い現実ですがお伝えします。

20代から婚活を始めています。増え続けています。

若い内に結婚し、子供を育て、40代で子育てを終了し、自分の好きな事をするんだ、というシッカリとしたビジョンをお持ちの方が増えています。

婚活難民がメディアで登場する事も多いので、反面教師のような形になっているのかもです。

ここに圧倒的な格差が出来てしまっているように思うのです。

もう埋まらないでしょう。

 

それでも当事務所は婚活する全ての人の助けになりたいと思っています。

よそでお断りされた方も、一度ご相談に来られて下さい。

 

忙しいので…みんな忙しいです。

出会いがない…周りを見ていない。自分しか見てない。

お金が無い…みんな無い中、頭を使って頑張っていますよ。

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